新生児を守る移動式ベッド:コット
- コットとは病院の産婦人科や小児科でよく見かける、生まれたばかりの赤ちゃんを寝かせておく小さなベッド。それが「コット」です。大人のベッドとは違い、赤ちゃんのためにと考え抜かれた様々な工夫が凝らされています。生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ体温調節機能が未熟です。そのため、コットには保温性の高い素材が使われており、急な温度変化から赤ちゃんをやさしく守ります。また、移動に便利なようにキャスターが付いているのも特徴です。病院内での移動はもちろん、お母さんのベッドサイドに赤ちゃんを連れてくる際にも、スムーズに移動できます。コットは、赤ちゃんの安全にも配慮して作られています。柵は高く設計されており、赤ちゃんが誤って転落するリスクを最小限に抑えます。また、素材も赤ちゃんに優しいものが選ばれており、肌触りが良く、アレルギーの心配も軽減されます。このように、コットは赤ちゃんの安全と快適さを第一に考えられた、病院になくてはならない存在と言えるでしょう。