意外と知らない?医療用語「ギネ」の意味
病院を舞台にしたドラマや小説で、「ギネ」という言葉を見聞きしたことはありませんか? この「ギネ」は、実は「産婦人科」を指す医療現場で使われている用語なのです。
「ギネ」の由来は、ドイツ語で婦人科を意味する「Gynäkologie(ギュネコロギー)」にあります。 日本語では「婦人科」と訳されますが、医療現場ではドイツ語由来の「ギネ」が広く使われています。医師や看護師などの医療従事者の間では、「ギネ」は専門用語として日常的に飛び交っている言葉です。
「ギネ」は「産婦人科」を指す言葉として使われていますが、「産科」と「婦人科」は診療科目が異なります。「産科」は妊娠や出産に関する診療を行うのに対し、「婦人科」は女性特有の病気や月経に関する診療を行います。しかし、多くの病院では「産科」と「婦人科」が一体となって診療を行っているため、「ギネ」という言葉で「産婦人科」全体を表すことが多いようです。
医療ドラマなどで「ギネ」という言葉が出てきたら、医療従事者たちがどのような状況で、どのような患者さんを診療しているのか想像しながら見ると、より一層作品を楽しむことができるかもしれません。