手術後を意味するPOとは?

外科

手術後を意味するPOとは?

病院での用語を教えて

先生、カルテに『PO』って書いてあるんですけど、どういう意味ですか?

体の健康研究家

『PO』は『postoperative』の略で、『手術後』という意味だよ。だから、『PO 3日目』だったら『手術後3日目』という意味になるんだ。

病院での用語を教えて

なるほど!じゃあ、『PO』の前に数字が書いてあったら、手術してからの日数ってことですね!

体の健康研究家

その通り!よく理解できたね。医療現場では、このように単語を短くした言葉がよく使われるから、少しずつ覚えていくようにしよう。

POとは。

「手術後」を意味する医療用語「PO」について説明します。「PO」は「ぴーおー」と読み、手術後を指す言葉として、カルテなどに記録する際に使われます。カルテには、「PO」以外にも、「経口投与」を意味する「p/o」や、「同じ」を意味する「do」、「~の疑い」を表す「s/o」などの略語が使われています。

手術後の記録

手術後の記録

手術は病気の治療において重要な役割を担っていますが、手術後も患者の状態を注意深く観察し、適切な処置を行うことが非常に重要です。

医療現場では、患者の状態や治療の経過を正確かつ簡潔に記録するために、様々な略語が使われています。特に手術後の記録には、これらの略語が数多く登場します。

これらの略語は、医療従事者間での情報共有を円滑にするための共通言語として機能しており、患者の状態を素早く把握するために不可欠です。例えば、手術後の患者の意識状態を表す「JCS」や、バイタルサインを示す「BT」など、多くの略語が使われています。

しかし、これらの略語を理解していなければ、患者の状態や治療の経過を正しく把握することができません。そのため、医療従事者は、日頃からこれらの略語の意味を正しく理解し、記録内容を正確に解釈できるようにしておく必要があります。また、患者やその家族に対しては、分かりやすい言葉で説明することが大切です。

POの意味

POの意味

手術後、医師や看護師は患者の経過を記録するために様々な略語を用います。その中でも頻繁に登場するのが「PO」です。

「PO」は「postoperative」を短縮したもので、「手術後」を意味します。これは、カルテや指示書などで患者の状態や経過を簡潔に記録するために広く用いられています。

例えば、「PO 3日目」と記載されていれば、それは「手術後3日目」であることを示しています。その他にも、「POの経過良好」「POの疼痛コントロール」のように、様々な場面で使用されます。

このように、「PO」は医療現場において重要な略語の一つです。医師や看護師との会話や指示書の内容を理解する上で、その意味を理解しておくことが重要と言えるでしょう。

略語 意味 使用例
PO postoperative (手術後) PO 3日目、POの経過良好、POの疼痛コントロール

POとp/oの違い

POとp/oの違い

– POとp/o、それぞれの意味と違い

医療現場では、様々な略語が使われています。その中でも、「PO」と「p/o」はどちらも「ピーオー」と読むため、混同しやすい略語です。

「PO」は「Post Operation」の略で、「手術後」という意味です。
例えば、患者の状態を伝える際に、「PO 3日目、状態良好」のように使われます。これは、「手術後3日目で、状態は良好です」という意味になります。

一方、「p/o」は「per os」の略で、「経口投与」を意味します。
これは、薬の投与経路を表す際に使われます。例えば、処方箋に「1日3回、食後 p/o」と書かれていれば、「1日に3回、食後に口から服用してください」という意味になります。

このように、「PO」と「p/o」は全く異なる意味を持つため、混同しないように注意が必要です。

一般的に、POは大文字で書かれることが多く、p/oは小文字で書かれることが多いですが、文脈から判断することが重要です。

特に、電子カルテへの入力や指示の際に、これらの略語を誤って使用すると、重大な医療事故につながる可能性もあります。

医療従事者として、これらの略語の意味を正しく理解し、常に注意して使用する必要があります。

略語 意味 使用例 備考
PO Post Operation
(手術後)
PO 3日目、状態良好 大文字で書かれることが多い
p/o per os
(経口投与)
1日3回、食後 p/o 小文字で書かれることが多い

その他の略語

その他の略語

診察記録には、服用方法を示す「PO」以外にも様々な略語が使われています。これらの略語は、医療現場で円滑なコミュニケーションを図るために用いられています。例えば、「do」は「ditto」の略語で、「同じ」という意味です。これは、前の記述内容を繰り返す際に使用されます。例えば、「体温 37.5℃、do」とあれば、「体温は37.5℃で、脈拍も37.5℃です」という意味ではなく、「体温は37.5℃で、脈拍も同じく37.5です」という意味になります。

また、「s/o」は「suspect」の略語で、「~の疑い」という意味です。これは、特定の病気の可能性を検討している場合に用いられます。例えば、「s/o 肺炎」とあれば、「肺炎の疑いがある」という意味になります。このように、これらの略語を理解することで、診察記録の内容をより正確に把握することができます。しかし、略語は文脈によっては異なる意味を持つ場合もあるため、注意が必要です。不明な点があれば、医療従事者に確認することが大切です。

略語 正式名称 意味 使用例
PO Per Os 経口投与
do ditto 同じ 体温 37.5℃、do (脈拍も同じく37.5)
s/o suspect ~の疑い s/o 肺炎

正確な情報伝達

正確な情報伝達

医療現場において、情報の正確な伝達は患者の安全を確保し、適切な医療を提供するために不可欠です。限られた時間の中ですばやく情報を共有するために、医療従事者の間では略語が日常的に使用されています。しかし、略語は便利な反面、使い方を誤ると重大な誤解を生み、医療事故に繋がる可能性も孕んでいます。

特に、経験の浅い医療従事者は、使用されている略語の意味を正しく理解していない場合があり、それが誤った判断や処置に繋がる危険性があります。そのため、経験の浅い医療従事者は、不明な略語を見つけた際には、必ずその意味を確認する習慣を身につけることが重要です。先輩医師や看護師、あるいは薬剤師などに質問するなど、周囲に確認を取りながら慎重に業務を進めることで、誤解や医療ミスを防ぐことができます。また、経験豊富な医療従事者も、略語の使用には十分注意し、誤解が生じないように、場合によっては言葉を補って説明するなど、相手に伝わることを意識することが大切です。

医療現場における略語 メリット デメリット 対策
医療従事者間で日常的に使用される 限られた時間の中ですばやく情報を共有できる 誤解を生み、医療事故に繋がる可能性がある – 経験の浅い医療従事者は、不明な略語の意味を必ず確認する
– 周囲に確認を取りながら慎重に業務を進める
– 経験豊富な医療従事者は、略語の使用には十分注意し、場合によっては言葉を補って説明する

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