医療現場で使われる「sol」って?
「sol」という単語を見かけたことがあるでしょうか。これは、医療現場で使われる略語で、「溶液」のことを指します。
「溶液」とは、2種類以上の物質が均一に混ざり合った液体のことです。例えば、砂糖を水に溶かすと砂糖水になりますが、これも溶液の一種です。
医療現場では、様々な薬剤や栄養剤などが溶液の状態で使用されます。例えば、点滴によって体内に投与する薬剤や、傷口を消毒するための消毒液などが挙げられます。
「sol」は、英語で溶液を意味する「Solution」を省略した形です。医療現場では、カルテや指示書などで限られたスペースに多くの情報を記載する必要があるため、このように単語を省略することがよくあります。
例えば、病院でよく使用される「生理食塩水」は、「生理食塩水sol」のように表記されることがあります。これは、「生理食塩水という溶液」という意味になります。
このように、「sol」は医療従事者間で円滑なコミュニケーションを図る上で欠かせない略語の一つなのです。