医療現場で使われる「ニューロ」って?
病院で働く私たちにとって、専門用語は日常茶飯事です。患者さんとの会話では、誰もが理解できる言葉を使うように心がけていますが、スタッフ同士であれば、簡潔な表現や独特の言い回しを使うことも少なくありません。今回は、数ある医療用語の中でも、特に頻繁に耳にする「ニューロ」という言葉について詳しく解説しましょう。
「ニューロ」は、英語で「神経」を意味する「ニューロン(neuron)」を短縮した言葉です。医療現場では、神経に関連する様々なものを指す場合に、この「ニューロ」という言葉が用いられます。例えば、「ニューロ内科」は神経内科を、「ニューロ検査」は神経に関する検査を指します。
このように、「ニューロ」という言葉単体には、「神経」という意味以上の情報は含まれていません。具体的な意味合いは、「ニューロ」と組み合わされる言葉によって決まると言えるでしょう。医師や看護師の会話の中で「ニューロ」という単語が出てきたら、その後ろに続く言葉に注意して、文脈全体から意味を理解することが大切です。