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お薬手帳で見かけるn.d.Eってどんな意味?

病院で医師や看護師がカルテに文字を書き込んでいる様子や、処方箋に書かれたアルファベットを見かけることはありませんか?診察時に医師が素早くメモを取ったり、看護師と簡単な言葉でやり取りしたりする様子を目にしたことがある方もいるかもしれません。 実は、これらは医療現場で使われる略語と呼ばれるもので、短い言葉で効率的に情報伝達するために用いられています。カルテや処方箋には、使用頻度の高い薬剤名、検査名、処置名などが略語で記載されることが多くあります。例えば、毎食後服用は「毎食後」を略して「食後」と記載され、さらに「食後」を略して「pc」と記載されることもあります。 特に処方箋は、医師の指示を薬剤師が正確に読み取り、患者さんに適切な薬を調剤するために重要な役割を担っています。そのため、処方箋には、服用する薬剤名、用法(服用回数や服用量)、服用期間などが略語を用いて正確に記載されています。例えば、1日3回服用は「1日3回」を略して「3×」と記載され、朝昼晩服用は「朝昼晩」を略して「朝昼夕」と記載され、さらに「朝昼夕」を略して「acd」と記載されることもあります。 このように医療現場では、患者さんの情報を正確かつ迅速に伝えるために、様々な略語が用いられています。
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