細胞間脂質

皮膚科

肌の水分を守る!セラミドの役割とは

私たちの肌の表面には、外部からの刺激や乾燥から肌を守る役割を持つ角質層という薄い層があります。この角質層は、肌の一番外側にあり、例えるなら、レンガの壁のような構造をしています。 このレンガの役割をするのが、肌の細胞です。そして、レンガとレンガの間をしっかりと埋め、壁の強度を保つために欠かせないのが、モルタルのような役割を果たす「細胞間脂質」と呼ばれる成分です。 セラミドは、この細胞間脂質の約半分を占める重要な成分です。セラミドは、水分を抱え込む力が高く、肌の水分を保つとともに、外部からの刺激や細菌の侵入を防ぐ、バリア機能に大きく貢献しています。 つまり、セラミドは、健康で美しい肌を保つために欠かせない、重要な役割を担っていると言えるでしょう。
PAGE TOP