淋菌

泌尿器

淋病:性感染症を知ろう

- 淋病とは淋病は、淋菌と呼ばれる細菌が原因で引き起こされる、性感染症の一つです。この病気は、性行為によって人にうつります。具体的には、性行為の際に、口、性器、肛門といった粘膜を通じて、淋菌が体内に侵入することで感染します。淋病に感染すると、主に性器に炎症が起こります。男性の場合、尿道に炎症が起こり、排尿時に痛みを感じたり、膿が出るといった症状が現れます。女性の場合、子宮頸管に炎症が起こり、おりものの増加や下腹部の痛みといった症状が現れます。ただし、淋病は症状が出ないまま進行することも少なくありません。症状がないまま放置すると、将来的に不妊症のリスクが高まったり、他の病気を併発する可能性もあります。淋病は、淋菌感染症や淋疾とも呼ばれます。淋病と診断された場合、医師の指示に従って抗生物質を服用することで治療します。淋病は早期に発見し、適切な治療を受ければ完治する病気です。しかし、治療せずに放置すると、自身だけでなく、パートナーにも感染を広げてしまう可能性があります。性感染症を防ぐためには、性行為の際にコンドームを正しく使用することが重要です。また、定期的に性感染症の検査を受けることも大切です。
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