健康診断でおなじみ?WNLの意味とは
健康診断の結果票などで「WNL」という略語を見かけることがあるかもしれません。これは Within Normal Limits の略で、「正常範囲内」という意味です。
WNLは、血液検査や尿検査などで得られた数値データに対して使われることが多いです。例えば、血糖値やコレステロール値などが、年齢や性別を考慮した標準的な範囲内であれば「WNL」と記載されます。これは、検査結果が異常値を示していないことを意味し、特に心配する必要がないことを示唆しています。
ただし、WNLはあくまでも検査結果が正常範囲内にあることを示すだけであり、健康状態を完全に保証するものではありません。例えば、自覚症状がないにもかかわらず、ある検査項目が正常範囲ギリギリの場合や、経過観察が必要な場合があります。また、検査項目によって正常範囲が異なることや、個人差があることにも注意が必要です。
健康診断の結果は、医師に相談し、自身の健康状態を正しく理解することが重要です。検査結果がWNLであっても、気になる症状や不安があれば、医師に相談するようにしましょう。