救急室

救急

緊急時における頼みの綱:ERとは?

病院には、急病や怪我に苦しむ人をすぐに治療するための特別な場所があります。それが「ER」と呼ばれる場所で、「救急室」や「救急外来」といった呼び方もされます。ERは英語の「Emergency Room」の頭文字をとったもので、文字通り、緊急事態に対応する部屋という意味です。 ERは、時間外診療や休日診療とは異なり、24時間365日体制で患者を受け入れています。夜中であろうと、お正月であろうと、具合が悪くなったり、怪我をしてしまったりしたときに、いつでも駆け込むことができます。そこには、常に医師や看護師が待機しており、緊急性の高い患者に対して、迅速な初期治療を行います。 ERは、一刻を争う状況に対応する場所です。そのため、意識がない、呼吸が苦しい、胸が痛いといった症状が現れた場合は、ためらわずにERに連絡するか、直接行くようにしましょう。症状が軽くても、救急車を呼ぶべきか迷う場合は、救急相談センターに電話して指示を仰ぐとよいでしょう。
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