応急処置

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夏の危険!熱中症を知ろう

- 熱中症とは熱中症は、高温多湿な環境下に長くいることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまうことで起こる病気です。気温の高い日だけでなく、湿度が高い日も注意が必要です。屋外で運動をする場合だけでなく、室内でも発症する可能性があります。熱中症の症状は、軽度なものから重症なものまで様々です。初期症状としては、めまい、頭痛、吐き気、倦怠感、筋肉の痙攣、大量の発汗などがあります。このような症状が出た場合は、涼しい場所に移動し、衣服をゆるめて体を冷やす、水分や塩分を補給するなどの対策を取りましょう。熱中症を放置すると、意識障害や痙攣、高体温などの症状が現れ、命に関わることもあります。 重症化を防ぐためには、こまめな水分補給、適切な冷房の使用、直射日光を避けるなどの予防策が重要です。また、乳幼児や高齢者、持病のある方は、特に熱中症のリスクが高いため、周りの方が注意してあげることが大切です。熱中症は、正しい知識と予防を心がけることで防ぐことができます。日頃から、気温や湿度に注意し、自分の体調と相談しながら、無理のない行動を心がけましょう。
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怪我の応急処置に必須!アルミ副子の役割と使い方

- アルミ副子とはアルミ副子とは、骨折や捻挫といった怪我をした際に、損傷部分を固定し、安静を保つために使用する医療用具です。薄いアルミニウムの板に、クッションとなるウレタンフォームが貼り合わされているものが一般的です。アルミ副子の最大の特徴は、その軽さと丈夫さにあります。 アルミニウムは軽量であると同時に、外部からの力にも強く、変形しにくいという特性を持っています。そのため、患部をしっかりと固定することができます。また、ウレタンフォームがクッションの役割を果たすことで、患部への負担を軽減し、痛みをやわらげる効果も期待できます。アルミ副子は、様々な形状とサイズがあり、患部や症状に合わせて選択します。指のような小さな部位に使用するものから、腕や脚全体を固定するものまで、多岐にわたります。「アルフェンス」や「アルミスプリント」といった名称を耳にすることがありますが、これらは特定のメーカーの商品名です。 一般的には「アルミ副子」と呼ばれます。アルミ副子は、医療機関だけでなく、スポーツ現場や災害現場など、様々な場面で使用されています。適切な使用方法を理解しておくことで、怪我の悪化を防ぎ、回復を早めることに繋がります。
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