りんご病とは?
りんご病は、ヒトパルボウイルスB19というウイルスが原因で起こる感染症です。
ヒトパルボウイルスB19は、感染した人の咳やくしゃみなどの飛沫を介して、またはウイルスが付着した物に触れることで、人から人に感染します。
主に幼児や小学生などの子どもがかかりやすく、春と秋に流行することが知られています。
りんご病の症状として、発熱や鼻水、咳などの風邪に似た症状が現れることがありますが、多くの場合、これらの症状は軽度です。
りんご病の特徴的な症状は、両頬に現れる赤い発疹です。
この発疹は、まるでりんごのように赤く見えることから、「りんご病」と呼ばれるようになりました。
医学的には、「伝染性紅斑」と呼ばれる感染症です。
りんご病は、通常、自然に治癒する病気ですが、妊婦や免疫力の低下している人は、重症化する可能性があるため注意が必要です。