呼吸器内科

呼吸器

気管支鏡検査:肺の奥をのぞく

- ブロンコとは?「ブロンコ」とは、気管支鏡検査の通称で、鼻や口から細い管状の機器を挿入し、肺へと続く空気の通り道(気管や気管支)を直接観察する検査です。 検査には、「気管支ファイバースコープ」という医療機器を用います。この機器の先端には、とても小さなカメラとライトが付いており、気管や気管支の内部を鮮明に映し出すことができます。医師は、モニターに映し出された画像を見ながら、腫瘍や炎症、分泌物の有無など、様々な角度から診断を行います。 ブロンコは、咳や血痰が続く場合の原因究明、肺炎、気管支炎、気管支拡張症といった様々な呼吸器疾患の診断に役立ちます。特に、肺がんの疑いがある場合には、気管支鏡を通して組織を採取する「生検」を行うことで、より確実な診断が可能となります。
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