卵管通気法

産婦人科

不妊治療の検査:卵管疎通性検査とは?

- 卵管疎通性検査の概要卵管疎通性検査とは、その名前が示す通り、卵管が正常に通っているかどうかを調べる検査です。卵管は、卵巣から毎月送り出される卵子と、妊娠するために必要な精子が巡り合うための大切な場所です。卵管は受精卵が子宮へと移動するための通路としての役割も担っており、妊娠するためには非常に重要な器官と言えます。卵管に異常があると、卵子と精子がうまく出会えなかったり、受精卵が子宮にたどり着けなかったりするため、妊娠が難しくなることがあります。 卵管疎通性検査は、このような卵管の異常が原因で妊娠が難しいのかどうかを調べるために実施されます。この検査によって、卵管が詰まっているのか、狭くなっているのか、あるいは他の異常があるのかが分かります。検査の結果、異常が見つかった場合は、その状態に合わせて治療方針が検討されます。例えば、詰まりや癒着が軽度であれば薬物療法が選択されることもありますが、場合によっては手術が必要となることもあります。卵管疎通性検査は、不妊の原因を特定し、その後の治療方針を決定するために非常に重要な検査です。 検査を受けるかどうか迷っている場合は、医師に相談してみることをお勧めします。
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