医療現場の略語:ニューロって何?
病院で働いている人や医療ドラマをよく見る人なら、「ニューロ」という言葉を耳にしたことがあるかもしれませんね。これは「神経」を意味する「ニューロン」を省略した言葉で、医療現場ではよく使われています。
このように、医療現場では、専門用語を省略したり、別の言葉に置き換えたりすることがよくあります。例えば、「バイタル」は「バイタルサイン」を省略した言葉で、脈拍、体温、血圧など、生命に関わる重要な兆候のことを指します。また、「サチュレーション」は「経皮的動脈血酸素飽和度」のことで、血液中の酸素の濃度を表す指標です。
これらの言葉は、医療従事者同士がスムーズにコミュニケーションを取るために欠かせないものです。しかし、患者さんにとっては馴染みのない言葉であるため、医師や看護師は、患者さんに分かりやすく説明する必要があります。難しい言葉を使うのではなく、分かりやすい言葉に置き換えたり、図やイラストを使ったりするなど、工夫が必要です。
医療ドラマを楽しむ際には、登場人物がどのような医療用語を使っているのかに注目してみると、よりドラマの世界観に浸ることができるかもしれません。