内反足

小児科

赤ちゃんの足の変形:デニス・ブラウン副子について

- デニス・ブラウン副子とは?赤ちゃんの中には、生まれつき足の形が少し違う場合があります。内反足は、その代表的な例で、足先が内側に曲がってしまう状態を指します。このような変形を自然に治すために用いられるのが、デニス・ブラウン副子と呼ばれる装具です。デニス・ブラウン副子は、金属の棒の両端に、靴によく似た形の部品が取り付けられています。この部品に赤ちゃんの足を固定することで、足先がまっすぐになるように矯正していきます。この装具は、24時間装着するのが一般的で、寝ている間も装着し続けることで効果が期待できます。この副子は、イギリスの医師であるデニス・ブラウンによって考案されました。彼は、添え木を用いた内反足の治療法を提唱し、その功績からこの装具に彼の名前が付けられました。デニス・ブラウン副子は、赤ちゃんの足の変形を矯正する効果的な方法として、現在でも広く用いられています。ただし、装着には医師の指導が必要となります。保護者は、医師の指示に従って、正しく使用することが大切です。
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