医療の要!二次救急とは?
皆さんは、「救急車を呼んだ方が良いのかな?でも、そこまで緊急ではないような…」と、判断に迷う時ってありませんか?実は救急医療は、緊急度や重症度に応じて大きく三つの段階に分類されています。適切な医療を迅速に提供するため、そして病院の役割を明確にするための重要な分類です。
まず最初の段階は、命に関わるような緊急性の高い状態です。意識がない、呼吸が止まりそう、心臓がおかしいなど、一刻を争う状況です。このような場合はためらわず、すぐに救急車を呼びましょう。
次の段階は、緊急度は高いものの、今すぐに命に関わるわけではない状態です。骨折や急な腹痛、高熱が続くなど、早急に治療が必要な場合です。このような場合は、可能な限り自分で病院へ行くか、救急相談センターに電話して指示を仰ぎましょう。
最後の段階は、緊急度は高くない状態です。風邪の諸症状や軽いケガ、慢性的な病気の経過観察など、緊急ではありませんが、医師の診察が必要な場合です。このような場合は、診療時間内に病院を受診しましょう。
このように、救急医療は緊急度によって分類されており、それぞれに対応が異なります。迷った場合は、救急相談センターなどを活用し、適切な行動を取りましょう。