保健指導

看護技術

地域住民の健康を守る家庭訪問指導

- 家庭訪問指導とは家庭訪問指導とは、地域の皆さんの健康を保ち、より健康になっていただくこと、そして病気を防ぐことを目的としています。保健師や看護師などが皆さんの家を訪問し、直接顔を合わせて健康について様々なアドバイスを行うのが家庭訪問指導です。対象となるのは、赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで、年齢は問いません。健康に不安がある方だけでなく、今は健康に過ごしているという方も訪問の対象になります。具体的には、妊娠中のお母さんとそのご家族へのサポート、赤ちゃんやお子さんの成長と健康状態の確認、そして高齢の方々がいつまでも元気に過ごせるように介護予防などの支援など、様々な場面で皆さんの健康を支えるために幅広い分野で保健指導を行っています。家庭訪問指導では、皆さんの生活習慣や健康状態、家庭環境などを詳しくお伺いします。その上で、健康についての疑問や不安を解消するための情報提供やアドバイス、必要な場合は医療機関の紹介なども行います。地域の皆さんが、住み慣れた地域で安心して健康に過ごせるように、そして自分らしく生活を送れるように、寄り添いながらサポートをしていくことが家庭訪問指導の大きな役割です。
資格・職種

働く人の健康を守る!産業保健師の役割と重要性

- 産業保健師とは企業や工場など、人々が働く場所において、そこで働く人々の健康を守るために活動する保健師のことを、産業保健師と呼びます。医師の資格を持つ産業医と連携し、労働者が心身ともに健康な状態で働くことができるよう、様々な活動を通してサポートするのが産業保健師の役割です。具体的には、労働安全衛生法に基づいた健康診断や健康相談、過重労働やストレスを抱える労働者への個別指導、職場環境の改善提案、メンタルヘルス対策など、幅広い業務を行います。産業保健師は、労働者一人ひとりの健康状態を把握し、健康上の問題を抱える労働者に対しては、適切なアドバイスや指導を行うことで、病気の予防や早期発見に努めます。また、職場環境の改善や健康増進のための取り組みを推進することで、労働者が健康で快適に働くことができる職場づくりを目指します。近年、ストレスによる心の病や、生活習慣病などが増加しており、産業保健師の役割はますます重要になっています。企業と労働者をつなぐ架け橋として、労働者の健康を守り、企業の生産性向上にも貢献することが期待されています。
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