リラックスの鍵!副交感神経を理解する
私たち人間の体には、自分の意志とは関係なく、生命を維持するために24時間休むことなく働き続けている神経があります。これを自律神経と呼びます。
例えば、心臓を動かしたり、呼吸をしたり、食べ物の消化吸収なども、この自律神経の働きによるものです。
そして、この自律神経は、大きく2つに分けられます。
一つは交感神経、もう一つは副交感神経です。
副交感神経は、主に体がリラックスしている時や、休息している時に活発に働く神経です。
睡眠中や食後など、心身をゆったりと休ませ、リラックスしたい時に優位に働きます。
副交感神経が優位に働くと、脈拍がゆっくりになり、血管が広がるので、血圧が下がります。
また、消化活動が促進され、栄養素を吸収しやすくなるため、体が休息と回復に向かうように働きます。