手術の現場における「ラパ」とは?
「ラパ」という言葉を耳にしたことがありますか?もしかしたら、医療ドラマの手術シーンで、医師が「ラパで…」と話すのを聞いたことがあるかもしれませんね。この「ラパ」は、「腹腔鏡」を意味する医療現場で使われる略語です。
では、腹腔鏡手術とはどのような手術なのでしょうか? これは、お腹を大きく切開する従来の開腹手術とは異なり、お腹に小さな穴を数カ所開け、そこからカメラや手術器具を挿入して行う手術のことです。カメラを通して体内の様子はモニターに映し出されるため、医師は鮮明な画像を見ながら手術を進めることができます。
腹腔鏡手術は、開腹手術に比べて傷口が小さくて済むため、患者さんの体への負担が軽減されます。 また、術後の痛みも少なく、回復も早いというメリットがあります。そのため、近年では、さまざまな手術において、この腹腔鏡手術が取り入れられています。