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生活を支える車いす:種類と使い方

車いすとは 車いすは、歩行が困難な方が座ったまま移動するための乗り物です。 その理由は様々で、病気や怪我、加齢などが挙げられます。 車いすを使うことで、これまで難しかった移動が容易になり、行動範囲が大きく広がります。 自宅内での移動はもちろん、外出や旅行なども楽しめるようになり、自立した生活を送る上で欠かせない道具と言えるでしょう。 車いすには、自分の力で動かす「自走式」と、介助者が後ろから押して動かす「介助式」の二種類があります。 自走式は、主に腕の力を使って車輪を回し、移動します。 介助式は、介助者がハンドルを握って操作します。 また、車いすを選ぶ際には、利用者の体の状態や生活環境に合わせて選ぶことが大切です。 例えば、身長や体重、筋力、使用する場所などを考慮する必要があります。 近年では、電動車いすや、軽量で折りたたみ可能な車いすなど、様々な種類の車いすが開発されています。 さらに、クッションやテーブルなどの便利なアクセサリーも充実しており、利用者のニーズに合わせて、より快適で安全な生活を送ることができるようになっています。
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障害者とは:社会の理解のために

「障害者」とは、身体的な機能、精神的な働き、あるいは知的活動など、様々な面で困難さを抱えている人々のことを指します。 もう少し詳しく説明すると、日本の法律である「障害者基本法」では、「身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む)その他の心身の機能の障害がある者であって、障害及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるもの」と定義されています。 つまり、単に身体や心に何らかの機能の障害があるというだけでなく、そのために日常生活を送ることや社会に参加することが難しくなっている状態にある人を「障害者」と呼ぶのです。 例えば、歩くことが困難な人、耳が聞こえにくい人、言葉を発することが難しい人、目が見えない人、といった人たちがいます。また、知的障害や精神障害、発達障害など、外見からは分かりにくい困難さを抱えている人もいます。 このように、「障害者」という言葉は、様々な困難さを抱える人々全体を指す言葉なのです。
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