体の支え役!コラーゲンのはたらき
私たちの体は、無数の小さな細胞が集まってできています。例えるなら、たくさんの人が集まってひとつの国を作っているようなものでしょう。しかし、細胞はただ集まっているだけではバラバラになってしまい、私たちの体は形を保つことができません。
そこで重要な役割を担うのが「コラーゲン」というタンパク質です。コラーゲンは、細胞と細胞の間を埋めてつなぎ合わせる働きをしています。
例えるなら、コンクリートでできた建物に鉄筋が入っているように、コラーゲンは体の組織を支える役割を担っています。コラーゲンのおかげで、私たちの体はしっかりと形を保ち、様々な活動を行うことができるのです。
そして、コラーゲンは骨や皮膚、血管、内臓など、体のあらゆる場所に存在しています。体の組織の約3分の1を占めているとも言われており、人体にとって非常に重要なタンパク質と言えるでしょう。