はしか

小児科

はしかについて:症状と予防

- はしかとははしかは、麻疹ウイルスが原因で起こる感染力が非常に強い病気です。このウイルスは、空気中に漂う咳やくしゃみのしぶきを介して、感染者から健康な人にうつります。 感染すると、高熱、咳、鼻水、目の充血などの症状が現れます。さらに、口の中に白い斑点が出て、その後、顔から体全体に赤い発疹が広がっていきます。はしかは、乳幼児や免疫力が低下している人にとって、特に危険な病気です。肺炎、中耳炎、脳炎などの重い合併症を引き起こすことがあり、最悪の場合、命を落とすこともあります。はしかの予防には、ワクチン接種が非常に有効です。はしかのワクチンは、他のワクチンと組み合わせたMR(麻疹・風疹混合)ワクチンとして、乳幼児期に2回接種します。はしかは空気感染で広がりやすいため、周囲の人に移さないように、感染者は外出を控えるなどの対策が必要です。また、はしかを疑う症状が出た場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
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感染力の脅威:麻疹について

- 麻疹とは?麻疹は、麻疹ウイルスが原因で起こる感染症です。このウイルスは、空気中に漂う小さな droplets を吸い込む「空気感染」、咳やくしゃみなどの「飛沫感染」、ウイルスが付着した物に触れる「接触感染」など、様々な経路で感染するため、非常に感染力が強い点が特徴です。感染すると、39度前後の高熱が続き、咳、鼻水、目の充血といった風邪に似た症状が現れます。その後、顔から体全体に赤い発疹が広がり、数日間続くのが特徴です。麻疹は、合併症を引き起こす可能性もある病気です。肺炎や中耳炎といった比較的軽い合併症の他に、脳炎や脳症といった重い合併症を引き起こすこともあり、最悪の場合、死に至ることもあります。しかし、麻疹はワクチンで予防可能な病気です。ワクチン接種を受けることで、麻疹ウイルスに対する免疫を獲得し、感染を防ぐことができます。また、周囲の人がワクチン接種を受けていることで、ウイルスが拡散しにくくなるため、自分だけでなく、周りの人を守ることにもつながります。麻疹は一度流行すると、その感染力の強さから、あっという間に広まってしまう可能性があります。そのため、ワクチン接種が非常に重要となります。
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